美術館をはしご!

本日はなんと、美術館を2つ巡って来ました。
ひとつは、東京都美術館でやっている「マウリッツハイス美術館展」
http://www.asahi.com/mauritshuis2012/
この1週間で来場者が10万人増えているという、驚きのニュースも聞きました。
どうりで激混み!(泣)
みなさんお目当ては、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」だと思うんですが、
ここを最前列で見られるのは5秒だけ!
「立ち止まらないでくださーい」とどんどん追いやられてしまうのです。
少し後ろには立ち止まれるんですが、まあやっぱりあっという間で。
もちろん、久しぶりの再会(オランダ・ハーグで見たのは、いつだったか・・・)は、うれしかったですけど。

ただ、マウリッツハイスの他の目玉、
レンブラントの『テュルプ博士の解剖学講義』や、
フェルメールの『デルフトの眺望』は来ていないのでした−。残念。
入場までの70分を友人と一緒にいたので、なんとか乗り切れた感じです。

午後は、こちらも実は明日が最終日だと気づいた、
国立西洋美術館の「ベルリン国立美術館展」へ。
http://www.berlin2012.jp/
鳴り物はやはりフェルメールの「真珠の首飾りの少女」でしょうか。
これが、うーん、本当にすばらしかったです。
真珠のネックレスを首にかけて、うっとりしているその表情。
誰からもらったものなのか。恍惚といってもいいような、
幸せそうな笑みが口元を飾っています。
その女性に差すあたたかな光。眺めていると、
自分にも伝播してくるような気がします。
こちらも最終日が近いせいか、はたまたマウリッツハイスをあきらめた人が
流れてきてるのか、混んでました、結構。

美術館を出てきたらさすがにかなり疲労困憊で、
近くのどーでもいいカフェでぐったり。
一休みして帰りました。

おみやげは、クリアファイルとか、
ミッフィーフェルメール』という絵本とか。
昔ほどポストカードが欲しくなくなったのは、
ほぼ手紙やハガキを書かなくなったからかなあ・・・。