1Q84 BOOK3

このGW中に2日ほどで読了しました。
知りたかったのは、青豆と天吾は出会えるのか。「さきがけ」はどう変容するか。リトルピープルとは、空気さなぎとは何か。
まだまだ多くのナゾを置き去りにしたまま、幕を閉じた第3部。主役が脇キャラに喰われてしまった感があり、天吾のお父さんの意識(亡霊? 生き霊?)や、牛河が印象に残っている。
青豆のあの「小さきもの」への愛は、ふつうの母性として考えればまあそうだろうけれど、自分の身に起きたこととしてあんなにすんなり受け入れられるものだろうか。

タジンポットが欲しい

目下、いちばん欲しいクッキングツールはタジンポット。タジン(蒸し煮込み料理)しか作れないのかと思いきや、結構炒め物だとかソース、デザートなんかも作りやすいらしい。
もう料理本は買わないと決めているのに、つい1冊買ったのも、そのタジンポットを使ったレシピ集。

「きらら」気になってる

「きらら」という文芸PR誌があって、作家さんのロングインタビューが載っているので仕事の参考にとちょこちょこチェックしている。小説の連載は、まとまってから読むことがおおいので、それほど連載に注目してはいないのだが、ここで現在、佐藤正午に「小説のつくり方」というテーマでメールインタビューをするという連載が続いている。
これが気になってしようがない。第1回から、インタビュアーと何だか噛み合わないメールのやりとりをしていたが、齟齬は回を追うごとに大きくなり、いよいよインタビュアーの交代という事態にまで発展している。
思えば、インタビュアーの最初のメールが「佐藤さん、疲れませんか?」で、いったいなぜにこのインタビュアーは佐藤正午と同じ地平からスタートするのだ、なぜ質問ではなく強引な共感を求めるところから入っていくのだ、と思ってはいたのだが。何より、インタビュアーの交代なんて、マジ心臓に悪い。平常心ではとても読めない。
が、ふと頭をもたげる疑問。これって、ホントにインタビューなんだろうか。自作自演じゃないのか。憑依力のある作家だけに、女性ライターらしき人物になりすまし、しかも佐藤正午という作家のキャラも実は別立てで、あとで「これはフィクションでした」となるんじゃないか、と考えたりしている。2009年11月号で、連載は4回目に突入。早く先が読みたい。

単行本がやっと手を離れ。

今年は春先から先日(つまり秋の入り口)まで、ずっと聞き書き単行本に追い詰められていました。
が、ついに手を離れたよ〜。まだいろいろ手直しはあると思うが、やはり初稿まで終わっているのは気が晴れ晴れ。いまならミニ旅行行けるなあとか思うのでありますが、夫が新しい職場に入ったばかり。ううーん、仕事の忙閑がずれていて悩ましいわ。
やっと自分の企画にかかれます。

3ヶ月のご無沙汰でした。

ウェディングのため、ちょっと別世界に行ってました。
今月末の単行本締切に向け、ペースアップしていかなくちゃなのに、数えたらまだ1/3以上残ってるじゃないの。
まずいまずいまずい×∞。
他に定例の締切が今週は3本。大丈夫か・・・。