久しぶりに脱力の読み物

某人気エッセイストに明日会うので、いちおう最近出した処女小説を読んでおこうと思った。

読んだ。ちょっとだけ。
・・・しかし久しぶりに「これを小説と呼ぶか?」と脱力した。
ストーリーはつまんない。が、それははなから期待してなかったのでまあいい。
力が抜けたのは、小説に出てくる小道具の扱い。中でも固有名詞の使い方の雑さが痛い。女子力を売りにしてるんだから、結構華やかで興味がわくようなアイテムを知ってるんだろうと思ってたんだが、ぜーんぜん。
たとえばヒロインたちがシャンパンを飲む場面。
シャンパン」としか書いてない。どんな銘柄か、色は、香りは? シーンが全部書き割りみたい。
はあ、そうですか・・・。